肝斑
肝斑とは?
両頬骨に、淡い色むらのない褐色斑としてみられます。額、口囲にも広がることもあります。
女性ホルモン、紫外線、肌の擦りすぎ、ストレスなどが関与しているとされており、妊娠や出産、ピルの服用により悪化したり顕在化することが多く、また、紫外線の強い夏季に悪化しやすいことが知られています。

肝斑の治療
生活習慣・スキンケアなどをお伺いし、誤っている部分を指導もした上で、治療を計画します。
肝斑には、トラネキサム酸、ビタミンE、ビタミンCの飲み薬が有効なため、まずは内服薬もしくは内服薬・美白剤の塗り薬併用による治療を開始します。
内服2か月を目安に効果判定し、改善が乏しい場合は、スタックトーニングによる治療の適否を判断します。
スタックトーニングは1~2週間に1回程度の通院が必要ですので、これが可能かどうかもご本人と相談します。
急ぐ場合、より良い結果を求める場合などには様々な方法を組み合わせると効率が良いでしょう。