ニンニク注射
(ビタミンB1,B6,B12)

ニンニク注射(ビタミンB1,B6,B12)とは?

ninnikuchusha

ニンニク注射は、ビタミンB1を含んだ注射療法です。
ビタミンB1を構成している硫化アリルという成分が、ニンニク臭のすることから、そう呼ばれています。ハードスケジュールに追われる芸能人やスポーツ選手に、愛用者が急増していることがマスコミで取り上げられ有名になりました。
ニンニク注射は、疲労や倦怠感回復にとても有効で、即効性があります。実はビタミンB1は美しさや健康を保つ上で非常に重要な役割を果たしているのです。

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ビタミンB1の役割

ビタミンB1は、摂取した糖質を分解し、体や脳が活動するのに必要なエネルギーに変える働きを助けます。
ビタミンB1が不足していると、糖質からエネルギーを取り出せないので元気がでないばかりか、分解されなかった糖質はやがて脂肪になり、肥満につながってしまいます。

また、ビタミンB1は筋肉にたまる疲労物質を洗い流すデトックス効果もありますので、不足していると疲れのたまりやすい体質になってしまうのです。
アルコールの分解にもビタミンB1が必要なため、二日酔いの改善にも効果があります。

ビタミンB6の役割

ビタミンB6は、タンパク質、脂質、炭水化物の代謝、神経伝達物質の機能に欠かせません。
不足すると湿疹をはじめとする様々な皮膚トラブル、貧血、血管障害、うつ、混乱などを引き起こします。
アルコールを大量に飲む人は欠乏する可能性があります。

ビタミンB12の役割

ビタミンB12は、正常な赤血球生成、神経作用をはじめ、様々な代謝に必要な栄養素です。
不足すると疲労、便秘、食欲低下、体重減少、手足のしびれ、悪性貧血、バランス感覚の低下、記憶力の低下、うつ病などを引き起こすことがあると言われています。

ビタミンB12は一般的な食事をしている人では不足しにくいですが、高齢者では、胃酸の低下などにより、ビタミンB12の吸収率が低下する傾向にあり、ビタミンB12の欠乏により記憶力の低下や認知症などを起こすことがあります。

こんな方におすすめです

よく寝ているのに全然つかれがとれない。

疲れがたまっていても、大事な仕事があり休めない

二日酔いがなかなかぬけない。

最近、疲れの回復が遅い気がする。

なんとなく、身体がだるく、風邪の引きはじめらしい。

ダイエット効果を高めたい。

ニンニク注射の持続と頻度について

ニンニク注射は疲れたと感じたとき、風邪をひきそうと感じたときなど体の状態に合わせてお受け下さい。
水溶性ビタミンのため、過剰投与による副作用は一切なく、週に1〜2回、または2週間に1回程度とご自身のペースでお受け下さい。
疲れのひどい方は毎日でも投与可能です。

ニンニク注射の禁忌事項

非常にまれですが、ビタミンB1,B6,B12 に過敏症の既往がある場合はお受けいただけません。

サプリメントとの比較

サプリメントは胃や腸など消化管での代謝を受けるため体内での利用率が低く、大量に摂取すると肝臓に負担をかけます。
症状が強い場合や即効性を期待する場合は注射による補充が効果的です。
ビタミンB群は水溶性のため体内に蓄積することがなく副作用はありません。逆にいうとすぐに体外に排泄されやすいのです。